これからの同人活動の在り方

私の大好きなSPQR「英国メイドとヴィクトリア朝研究」さんが
今回、夏コミ落選とブログで知り、色々と考えてしまいました。

実際のところ、同人誌を作るのにひーひー言いながら
活動をする私の現状では良い物は作れないんですよね・・・。

落選について久我さんが去年の日記を引用なさっていて
それが凄く自分にも腑に落ちたのです。

今の自分は、かつての自分よりも圧倒的な情報量に接し、
その時よりも密度の高い研究をできている自負はあります。
しかし、今の自分は、昔と同じ情熱で研究し、また同人誌と
向き合っているかと問われると、自信がありません。
端的に言えば、コミケにおける情熱を、失っています。
今回痛切に感じたのは、読者の方を「驚かせる」
「突き抜けるぐらいのバカらしさ」をあまり実現できていないことでした。

ANPが2004年に「アゲイン」を出した時は、架空の新作の
オリジナルソングを作る！という荒唐無稽なアプローチが
皆さんに受け入れて頂けたんだと思うんですよ。
でも、今って何か機械的に出しているだけって感じです。
実際に2004年の頃と私の生活も大きく変わっていますし、
クリィミーマミの同人活動だけではなくなっています。

コミケにおいて「クリィミーマミサークル」が求められているか？
という疑問は数年前から薄々感じていたことでもあり、
また「自分もわくわくする作品作りをしているか？」と問われると
疑問も多々あります。

昨今はクリマミブームの一般化の波により「同人誌」自体の
役目も終わっちゃったかな〜という感じがします。
ならば、同人誌でなければ出せない物を出したいと思うのです。
来年、クリマミ30周年記念でもありますし、ファイナル
コンサートパンフレット企画は一年をかけてやりたい
と思っています。やはりあっと驚く事をやりたいですね。

momongaさんと相談しないとなんとも言えませんが、
場合によっては冬コミも不参加にしたいな〜と思って
います。夏コミの状況次第と思っています。