家鴨DIARY

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同人の商業主義

二、三か月前にブログのエントリーでも
結構話題になっていたらしい。
皆さん、やっぱり危惧しているみたいですね。
もちろん「売る」という行為自体は「商業」ですが
それ以上に「儲け主義」というか「売れるため」の
作品作りをしなくてはならないという・・・
偶然にもお友達ともそういう話が出たりした。


マミサークルとして割と閉鎖的って言ったらアレですが
そういう中にいるとなかなか気付かない。
このところ、pixivやら入って色々な人のサイトやらブログ
やらコラボやら見ていると、もうあんな感じじゃないと
売れないんじゃないか?と思えてくる。


凄い矛盾しているけれど「売る(頒布)」という行為は
やっぱり素人と言えどもお金を交わす訳です。
昔のように「便せん20枚に渡る」感想が届かない今、
「売れる」「売れない」が一つのコミュニケーションの
指針かもしれない。


読んでもらえたければ無料で配れよ!とか言われそうですが
買い手は買いたくなければ買わなくて良いし、売り手も
売らない権利もあるのが同人な訳です。


市場に流れる場合は「お客様」にできるだけ商品が渡るように
企業努力をしなくてはなりませんが、同人では本来そんな義務は
ないのです(と思うのだが)。
でも、この頃は昔は通じた同人の常識めいたものが薄まって
売り手側が同人ではなくて、お商売の形を取らないといけない
雰囲気があるかもしれません。


振り返れば90年代に同人が同人じゃなくなってきたと感じた
あの頃から始まっていたのかもしれません。
正直、市場に並ぶようなレベルに(ブログやサイトやマーケティング
しろと言われても普通の会社勤めしながらやってる同人野郎には
無理ってもんです。正直「私には無理。」って気分に(-"-)
もちろん、できるだけ良い物にしたい思いはありますが。
なかなか難しい問題なんだなあ〜と感じています。