作り手としての二次創作とは
TA−CHIさんへのコメントレスが長くなりそうだったので
別立てで書くことにしました。
■オタクは負のイメージ?
「オタク」にも世代間ギャップがあるようです(^^;
負のイメージと言ってもそれぞれ微妙に異なるようです。
青春時代がちょうど宮崎事件と重なった人にとっては
「オタク=異常者」というレッテル貼りされた時代ですからね。
しかし、今やその時の彼・彼女達は大人になり、親になりました。
相当数の「隠れオタ」も「大人の趣味」として、様々に楽しめる
時代となりました。「懐かしさ」が隠れ蓑となる訳です。
しかも、家庭を営む一正しき社会人がすることですから、誰も
文句は言わない。
その子供たちと私達、そして90年代以降を過ごした人たちでは
かなり「オタク」の意味合いは違うのです。
しかしながら、やはり「萌え系」を好むオタク層がどうしても
負のイメージで見られるのは仕方がないことだと思います。
これは「アニメ」に係わらず、どの分野でも「逝っちゃった」
皆さんは理解不能ですし、そうであるべきでしょう。
■何で二次創作なの?
「作る側」としては、10代の頃と現在はかなり意識が違います。
時代も違って、著作権は皆無でした。
今はそういうことも意識してやっています。
エロであろうが、何だろうが「自己責任」だと思います。
「エロじゃないから高尚」という理論は所詮、このコミュニティの
中だけで通用するものです。
二次創作は「他人の作品を借りている」ことには変わりない。
私の場合は、オリジナルも二次創作(パロディ)も両方やって
いましたので、両者の言い分も理解できます。
二次創作する理由については人それぞれでしょうけど、
以下のようなことが考えられます。
- 好きな作品で気に入らないところを直したい、または
あったらいいなを形にしたい
- オリジナルで勝負する自信が無い(もしくは描けない)
- 売れるから(−−;
- もうこれしか描けません・・
こんなところでしょうかね(^^;純粋もそうじゃないのも
混沌の世界が同人です。
ちなみに「オリジナル」は描けます。が、多分、誰にも
興味を持って頂けないかと思います。
やはり共通言語が欲しいのも事実です。
矛盾があるのも同人誌だと理解しております。以上!