創作のあり方と今後

コミケが終わって色々とそれまでに感じていたものを自分のための
メモとして残したいと思います。
コミケ参加も7回目となり、皆様のおかげで初参加と比べますと
名前も知って頂き、有難い事にご支持も頂けるようになったかと
思います。

作る事に手を抜いたりとかそういうことはないのですが、
自分の中に不完全燃焼感があったのも事実なんです。
それが何だろうと考えると初めてCDを出した日から比べて忘れている
ものがあるのではないかと。
もやもやした気持ちを「言葉」に出来なかったのですが、
「ｓｐｑｒ」さんの中のコラムにぴったりと合う言葉を見つけました。

それが、前に伝わっていた迷いの無い、「描きたいから描く」が伝わるレベルから、「物語上必要な描写をする」という、「描く必要があるから描く」というレベルへ転化してしまった気がするのです。

これは、森薫さんの「エマ」についてのコラムなのですが、
自分の現状の問題にも当てはまるような気がして来たのです。
今後の創作のペースをどうするかは終了した時点では不明ですが
やはり自分のスタンスとしては「自分の好きなものを作る」だと
思っています。

よく「プロデューサーとして凄いですね」というお言葉を頂くの
ですが、正直複雑な時もあります。
やはり私は「描き手」でありたいと願っているんですね。
例え下手だとしても。
マミも勿論手をかけるだろうけれど、魔法少女のオリジナルや
メイドさんものもやってみたい。

「プロデューサー」としての色が際立つのだとしたら、やはり
現在の自分が原点とはかけ離れているのだと思います。
上手い・下手ではなく「伝わっていない」のだと。
同人誌活動は本当に個人の一趣味的なものではありますが、
あるレベルへ昇華したいのも事実。
そして、読み手がある限り、より良いものを提供したいという
熱い思いもあります。

まずは、アゲインの完結。アルバム化。
画力の向上。サイトの整理。
そして、要望がございましたマミテレビ版の各話完全解説など
色々と検討中です。

「自分のやりたいもの」
「皆さんの見たいもの」

この二つをどうにか上手く融合させつつ、より尽力して参ります。
また、オリジナル魔法少女企画も考えておりますので、是非、
今後ともご支援賜りますよう、よろしくお願いいたします。