嫌オタク流
「オタクを良く知るサブカル系の人によるオタク論」
と言ったところ。
年代的にも近いし、よく自分が叫んでいるような事を
討論系で叫んでいる本。
でも「論文」としてはどうかな〜？って感じ。
オタク（宮崎事件以後の意味でのオタク）が女性蔑視
（処女以外の女はビッチみたいな・・・）じゃないか？
というのは何となく共感できたけど「だから、何？」
という感じもある。オタクは実は精神的マッチョとか（爆）
でも、それって「オタク」じゃない男だってそうじゃん？
というのが女子の見解。
趣味・趣向が違うだけで「アニマ」を追っかけてるのは
世の男子の常ではありませんか（爆）
軽く読み流すには面白かったけど、その手の人に反論の
余地を与えてる点は甘いなあ。
今のオタクに共感できない「第一オタク世代」に当たる
私に言わせれば今の「オタク」の方が「ぬるい」訳で。
まあ、BL側にも行けず、男性オタク側にいた自分と
してはもっと「ぐう」の根もでない程、叫んで欲しかった。
この頃のオタクが「ぬるい」とか「浅い」んじゃなくて
日本中がそうなんじゃないか？というのは、精神分析の
先生とこの前、話したばかり。
記号やパターンを安易に求めてしまうのは「オタク」だけ
じゃないんだから（ハリウッド映画だってそういわれりゃ
そうだよな）「俺は違う！」って言ったって、皆好きなんだよ。
「お約束」が。「水戸黄門」見るのと一緒。
もう一冊買った方は「美少女系ゲーム」について書いて
あるので期待しておこう。
