家鴨DIARY

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バンダイビジュアルから返信が来たという報告

え〜何だか釈然としないままいたら、どうも抗議メールに対して
バンダイビジュアルから返信が来たようです。


キャスティングの変更は、


富野由悠季総監督の演出意図と私たち製作者の総意」


まあ、こういうオチになるだろうとは予想していました(^^;
じゃあ、Kさんとかは何で変更にならないの?とか思って
しまいます。微妙に関係者あたりは外さないあたりが嫌ですよね。
まあ、業界ってそんなもん。


人間ですから「お気に入り」って奴はありますから。


今回の件とは別に家鴨の修行時代の話。


私の師匠は私の喋り方をめちゃくちゃけなしていました。
一緒にレッスンを受けていた「元・ミス●●」さんは大の
お気に入りで、何をやっても褒めちぎり。


私が喋ると


「ほら!また●●節が出た!」
「何?そのコメントは!?」


「元・ミス●●」さんが喋ると


「●●ちゃんは、私の若い頃にそっくり〜」


等とまあ、大絶賛でした。キレイな子だったしね。
そりゃ〜辛い2時間のレッスンでした。
私の技術的な物がダメなのは分かりますが、どう考えても
理不尽な事も沢山ありました(^^;


結局、いざ仕事をしてみると、先生のお気に入りさんは
喋り方が「先生のコピー」だから使えないということで、
お仕事がたくさん頂けたのは私の方でした。


まあ、結局は、自分をかってくれる人とめぐり合えるか?
という運もあるので(そういう意味では、ゆかなさんは
チャンスな訳ですよ)、実力だけでもダメなんですよね。


業界の理不尽さはどうも人事と感じられず、憤りもひとしお。
島津さんも「運が悪かった」としか良いようがないですよね。


あと「ババアだから声の劣化が・・・」という意見はちょっと
止めて欲しいですよね。
元々、声を当てる場合は、年齢とか性別とか関係なかったのです。
声優さんが表舞台に出るようになってきて、年齢とか知る機会が
増えると「ババア=劣化」という意識になるような気がします。


訓練している方はそこまで衰えませんよ〜。
60代越えると辛くなりますが、40代なんてバリバリじゃないですか〜。
敢えて言えば、女性は生理の時に少し、声が出にくくなるかもしれ
ません。それもトリートメントの仕方が分かれば上手く調節出来ますしね。


年齢を重ねてくると、女性の声は「低く」、男性の声は「高く」
なって行きます。逆を言うと「きゃぴきゃぴ」した声は結構簡単に
出せるものです。落ち着いた演技は難しいです。


話が脱線しましたが・・・どっちにしても、ガンダムもここまで
「ヤマト化」しちゃうともう興味が無くなってしまいました。
私にとって、富野監督が神だったのは「イデオン」までです。
さようなら・・・監督。