家鴨DIARY

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森は生きている

今、NHKで「雪の女王」というアニメをやっています。
時間帯も日曜日の19:30からで「世界名作劇場」を狙ってる
かのような作りです。監督が出崎統さんなんで、ちょっと
エースをねらえ!」とか「ベルサイユのばら」っぽくて
笑えます。
最近のアニメはあまり見ませんが、これは安心して見られるかな
と思います(^^;


さて、意外と「雪の女王」を知らない人が多いのでびっくりしました。
よく考えると「さらわれた男の子を女の子が捜しに行く」という
斬新なストーリィだったんですよね。
アンデルセンは全集を読みましたが、結構、残酷な話が多いです。
子供心に「そうして○○は死にました」とあっさり、主人公が
亡くなってしまうのにびっくりしたのを覚えています。
絵本やアニメとは大違いにドライでクールです。


この「雪の女王」とよく混同されるのが、ロシアの詩人サムエル・
マルシャークの書いた傑作「森は生きている」です。
同じように雪国の話だからかもしれませんね。


凍った湖に指輪が転がって行くシーンと主人公の身内?が犬になって
しまうところだけ、妙に覚えていて、どこで見たのかな?と思ったら
東映まんがまつり」だったんですね!
しかも「大竹しのぶ」が声やってたなんて!
どうやら「無名塾」関係のキャストでやっていたみたいです。
役所広司」の名前も(^^;豪華だったんですね。


この映画、もう一度見たいのですが、ビデオ化されていないそうです。
このお話はロシアのイワン・イワノフ=ワノ監督の下で、1956年にアニメ化
されています。(東映さんのは80年代)有名なのはこっちかな?
森は生きている【日本語吹き替えのみ】 [DVD]


12月(1月〜12月)の精が出てきて、ラストシーンで季節がいっきに
めぐっていく様は強烈に目に焼きついています。
そういえば「長靴をはいた猫」もはっきりと覚えていて、東映さんも
昔は良質のアニメをお作りになってたんだな・・・と思いました。


DVD化してくれたら絶対に欲しいのですが、キャストさんの出演料交渉
(ビデオ化ともなう声の使用料)が大変なのかな・・・とも思います。
他の方での吹き替えでは見たくないので、是非、実現して欲しいものです。