家鴨DIARY

クリィミーマミサークル「ANP」家鴨のブログです!情報発信とかしています!

「下手くそは迷惑だからコミケ申し込むな」スレを読んで

2ちゃんねらーって程ではありませんが、時々、気になるスレッドを読んでいる家鴨であります。
詳しくは「同人イベント」のカテゴリー辺りを読んでくださいませ。
要はですね、「下手糞同人誌を作ってるやつはコミケに申し込むな!」という議題に
コミケは商業主義じゃなく、誰でも参加できるものだ!」という派と
「時代の流れは変わったんだ!やる気のないヘタレは参加するな!」という派に概ね分かれて
論争しているのでありまする・・・


「10冊くらいで完売のヘタレサークル」
ってうちのことですか?とひがみ根性で読んでしまいました(苦笑)
もちろん、うちの場合、各種持参してますので、総数合わせると10冊ではないのでご安心を。


ここで言う売れてるヘタレじゃない需要のあるサークルの定義って「200冊以上売れる」って
ことなのでしょうかねえ。
私はコミケ創世記の頃から兄貴に引っ付いて同人誌に足を突っ込んでいたので、この頃は
「上手く」見えるように描けるツールが沢山あって、うらやましいなあ・・・と思うことが
正直あります。


昔・・・という言い方は嫌いですが、とにかく手で描く以外どうしようもなかった。
少し上手い人が描いたら何でも売れてるという時代でもありました。
でも、今の時代「上手い」だけでは当然売れるもんでもありませんよね。
とらのあな」さんに委託を断られているサークルさんでも人気の高いところはたくさん
あります。


スレッドの中には大手は「とらのあな」にでも委託してりゃいいんだ!
という過激なご意見もありました。
確かに「売れそうな人気のあるジャンル」で査定をなさっているのかもしれませんが、
弱小サークルのANPのCDの委託を引き受けていただけましたから、それなりに良い物であれば
行けるのだなと(いや、弱小だからこそ良い物でなければ!)確信したような気がします。
通販をきっかけにスペースまで足を運んでくださったお客さんもいらっしゃったので
「売れる」「売れない」よりも「多くの人が目にするサイトに掲載される」ということが
大きな収穫なのだと思いました。


コミケ参加もそれと似たようなものではないでしょうか。
「大手」の作品だけ欲しいという一般参加者だけでは当然ないでしょう。
香港にはまっていた時期は「旅行本」がとても役に立ちました。時間があれば「何だこりゃ!」
と驚きと笑いの渦に巻き込んでくれるような本を探したいですから。


さすがにコミケは大きいのでそこまでの時間を取れないのは事実ですが、一回りした時に
大手さん以外のひかる逸材を発見することもできるでしょう。
「下手糞」という基準だって、ただ「キレイに処理している絵」なのか、背景も写真を貼り付けた
だけで自分では全く描けないとか(いや、これを否定してはいけないのは分かっていますが)、
正直、本当に「上手い」人には滅多にお目にかかることはありません。でも、それで良いんです。


私もそこまで今の人のように「上手く加工する」技術はないし、
デッサンだって「おいおい〜」だし、新しい絵柄ではありません。
もしかしたら「一筆書きのにょろ絵」だって、描くの難しいかもしれません。
上手くなりたい!という欲求はありますが、壁サークルになるくらい売れるジャンルを
やっている訳ではないので、やはりあそこのスレの住人からすると「申し込むな!」
という感じなのでしょうね(^^;)


ダミーサークルについてですが「買い」のためにスペースを取り、新刊どころか
売る本は一冊もない!というサークルは確かに腹立ちます。
しかも毎回当選しているのだから不思議ですよね〜って不思議でもなんでもない
ところが大人のいや〜な事情なんでしょうね。