家鴨DIARY

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コモディティとスペシャリティ

今更ながら「勝間和代」本を読んでいます。
最近ずっと活字を読む気にならなかったのですがなんとか
読めるまで復活したみたいです。
*ちなみに私は通勤電車で読書するのが習慣です。


少々、ぐたぐた書いているので、さらっとお流しください。

断る力 (文春新書)

断る力 (文春新書)

実を言うと勝間女史はあまり好きではありませんでした。
「お金は銀行にあずけるな」はちょっと違うな?と思っていたからです。
とある経済塾では「投資は余剰金があってするもの」と聞き、貯金で
備蓄が出来ないような人が投資をするのはいかがなものか?と感じて
いました。会社運営でも同じことですよね。


サブプライムで損失を出した企業の多くは「一点集中」を
していたからです。勝間さんの仰っていることは間違ってはいませんが
やはり「利益」があって「余剰金」があり、さらに無茶な投資を
しないことが正しいのではないかと思います。


さて、そんな「勝間信者」ではない私ですが、今回の本では前々から
自分でも気になっていたトピックスがありました。


それは


と言う概念です。
昼間の仕事はまさにこの二極化で成り立っています。
私は当然「コモディティ」です。
よく「家鴨さんがいなくなったら会社の人、困りますよ」と
仰ってくれる方もいますが、そんなことはありません(-_-;)


私がいたら、PCの設定も業者に頼まなくてすみます。
版下も業者に頼まなくてすみます。
昔からいるのでお客さんの対応も間違いがありません。
スペシャリティの方とも資格があるのでお話できます。


・・・・とまあ、一見すれば会社に必要な人のように見えますが、
実は社内で一番給与が少ないのです。何という現実!
これはスペシャリティな立場ではないからです。
つまり、私の肩書は「総務」であり「事務一般」であり「雑用」である
コモディティ」だからです。


本職にするつもりではないのですから、本来はこの立場でも全く構いません。


が・・・・・


営業会議にも参加し、あらゆるミーティングに参加し、運営について
検討しなければならない。
私は事務では?と疑問を感じることも多々あります。
人もいなかったし、お金もない。だから、頼まれてもいないのに
ドンドンやってしまったことが大きな原因です。
自分の日本人気質が恨めしいです。まさに「汎用品のような便利な人」。
オマケに会計やっているから人の給与が分かる立場にいるのです。
もはやこのサイクルがある限り、私のイライラは永遠に治まらないでしょう。


人付き合いでいつもここにぶつかります。
比較的「お役に立てるように!」と無理なことでもなんでもこなそうと
したり、引き受けたりしがちです。
困っているかな?とか我儘言ってないかな?とか・・・・・
かなーり無理してやったりすることも多かったように思います。


流石に「まずいよな〜」と気づいて、この頃はコントロールしています。
しかし、ことあるごとに「日本人的」な「空気」を読むことをしようと
してストレスをため込みがちです^_^;
実際、劇団で失敗したのは「人の意見を聞き過ぎた。気にし過ぎた」点
でした。自分がちっとも楽しくありませんでした。神経をすり減らし、
最後には婦人科系の疾患も発症しました。本当バカみたいでした。


ワンマンは正しくありませんが、それでも「自分のやりたいようにやって
その指針に人がついてくる」が理想なのです。
意見には耳を傾けますが、やはり「NO!」と言えなければなら
ないと心から感じています。
意見を「受け入れない」ではなく、それを今は受け入れられ
ない理由がある。それは自分の軸とぶれる。
そういった芯のある部分を上手く伝えられるようになりたい
ものです。