魔法少女に何を求めるか？

最近、頭が創作モードになってるらしく、mixi日記が
ちっとも進まない。あっちにはオタ話は書いていないので
書くことがないんだなあ・・・っと（汗

さて、魔法少女。
mixiコミュで「大人になった女の子のための魔法少女企画」を
やっている。それぞれが思い描く「魔法少女」は異なるだろう
けれど、80年代を風靡した「ぴえろ系」魔法少女の系譜となる
ような作品を作り出したいと考えている。

・・・んだが・・・なかなかねえ・・・頭がまとまんない。
「ぴえろ系」（じゃないけどモモも入れて）魔法少女の大きな
特徴はユーミを除いて「大人に変身する」だった。
しかし、以前にも書いたけど、今のトレンドは「自分そのまま」で
衣装と能力だけが変わるものだ。

チャイドルとかモー娘とか、アイドルの若年化は、子供達に
「大人になる」事の魅力を失わせている。大人になるのは、逆に
若さを失う恐怖を与えるものになった。
そんな時代に魔法少女の系譜を継ぐ、新しい「魔法少女」を産む事が
出来るのだろうか。

全くの別人や大人になることなく「自分自身」が力を発揮できる
というスタンスが受けるのは、女性の社会進出を表す良い傾向かも
しれない。
しかし、かつて「大人にならない」と出来なかった事が、商魂逞しい
大人たちの戦略で「大人にならなくても」出来るようになり、
大人社会への畏怖が子供達に無くなってしまったようにも思う。

もし、この企画でその少女が「大人になる」変身をするならば、
「大人になる」とは何なのか、どんな意味があるのかをきちんと
考えなければならないだろう。