家鴨DIARY

クリィミーマミサークル「ANP」家鴨のブログです!情報発信とかしています!

80年代のカリスマ達

以前から何度も80年代の同人シーンを書いて来ましたが、
こちらの「腐女子のための萌えプレゼンテーションblog」は
当時の「やおいバブル」パワーを知る事が出来てとても楽しいです。


■カリスマ尾崎南をふりかえる


■高河ゆん、尾崎南、CLAMP――20代30代の腐女子が持つ同人バブル時代のトラウマ


上記のブログに書いてあるような輝かしい「同人バブル」を全ての
描き手が享受した訳ではありません。
ただ、今と違って発行部数は大目じゃないと印刷代の単価が安く
ならなかったですね。印刷代も安くなかった。


中国地方の片隅に住んでいた私達は、
「大手だからあんな本が出せるのだ」
と思っておりました。ハードカバーなんていくらでもありました。
単価は800円〜1000円。ゆん先生の本「夜嬢帝国」も並んで買ったなあ。


よく考えると私の「彼方本(緑原学園シリーズ)」も500冊作って
完売(もちろん、1年かけてですよ)したもんなあ。
今だったら、何年かかるやら(^^;つーか500冊なんて作れません。
当時は東京、名古屋、福岡、広島とイベントに参加してました。
地方は不利だなあ〜とよく感じたものです。


また、本当に「バブル」の時期には、同人誌自体から徐々に
離れていったのと魔法少女というジャンルが斜陽になり、
あまり感じる事が出来なかったこともあります。
しかしながら「尾崎南」さんの武勇伝にびびり、
「えみくり」さん達の本が紀伊国屋に置いてあるのに飛び上がった
ことはまさしく、同人絶頂期を目の当たりにしてはいました。


カリスマの皆さんは確かに同人乙女達に夢を見させてくれました。
「オタク」という言葉は似合わない物凄いゴールドパワー!!
勝ち抜けばなんだって「あり」のフロンティアスピリッツ!
あの当時の良い意味でも悪い意味でも「煌き」を知っているだけに
今の同人会は物足りないのかもしれません。
今の混沌さとは違う「何かが出来る!」といううごめく世界。


もう二度と来ないでしょうね・・バブルと同じで「時代の熱病」
みたいなものだったと思います。