家鴨DIARY

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プラダを着た悪魔

プラダを着た悪魔〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)

プラダを着た悪魔〈上〉 (ハヤカワ文庫NV)

プラダを着た悪魔〈下〉 (ハヤカワ文庫NV)

プラダを着た悪魔〈下〉 (ハヤカワ文庫NV)

昨日は遠方まで電車でお出かけをしたので、前から
読みたかった文庫を二冊購入。一気に読んじゃいました。


このお話は、映画化されており、日本では11月から公開
されます。
主演はメリル・ストリープアン・ハサウェイ
アン・ハサウェイって「プリティ・プリンセス」に出てた
女優さんで、アイドル女優とか言われてましたよね。
オフィシャル見るとあれより断然いい感じになっています。


プラダを着た悪魔オフィシャルHP


■ストーリー(映画生活より抜粋)

大学を卒業したばかりのアンディの夢は、ジャーナリストだ。しかしそんな彼女が、ひょんなことから就いたのは、NYの一流ファッション誌の編集長アシスタント。多くの女性が憧れる職業かもしれない。でも当のアンディには興味ゼロの世界。果てはジャーナリストになるため!と職場に向かったのは良いけれど、彼女が手にしたアシスタント職は、生易しいモノではなかった。超カリスマ的な存在として君臨する編集長のミランダは、まさに「プラダを着た悪魔」だったのだ。


アマゾンのレビューにも「本当にこんなことなるの?」と
言うくらい理不尽な要求をこの鬼編集長はつきつける。
「七十番地と八十番地の鏡台を置いてあるアンティークショップ
(自分が前に見つけたヤツ)を探して。以上」
どこの店でどんなものかは聞く事ができない。
聞き返したり、間違えたら「5回以上○○にあるんだと言った」と
言われる始末。オマケに場所が全く違う。
自分が単語しか言っていないのに、頭の中にあることまで
読み取れって訳だ。


オフィスで食べる朝食はいつも熱々じゃないと駄目。
だから、彼女が到着するまでは3回も注文し直す。
携帯電話に出られないことはあり得ない。24時間いつでも・・・
彼女が出社すると社員は着ている服や靴も大慌てで着替える。
ファッション・ボディもお眼鏡にかからないとNG。
社員から彼女に話しかけることもNGだ。
等など理不尽きわまりない事をつぎからつぎへと突きつけてくるのだ。


読んでいたら、広告代理店の下で働いていた事が走馬灯のように
甦ってきた。この編集長程ではないにしても、クリエイティブ系の
仕事をする人って「自分の我儘」が「当たり前」だと思っている
ような気がします(^^;そうじゃない人も勿論いるけどね。


鬼編集長の理不尽な要求の他にアンドレアに共感したのは、
仕事の大変さを両親・親友・恋人が理解してくれないこと。
24時間、実家にも帰れず、恋人との約束をキャンセルし、
親友ともゆっくり話せない・・
「甥が生まれたのも見に来られないの?」
と母親にやんわりと責められる主人公の変わりに
「そういう仕事もあるんじゃ!」と怒鳴りたくなった。


あの超多忙な頃、月曜日までに仕事を上げなくてはならない
日曜日、親の顔を立てて「見合い」をしなければならなかった
ことを思い出した。その日はどうしてもやらなければならない
仕事があったが「仕事より見合いが大事!」と押し切られた。
見合いしてても、気もそぞろだ。間に合わない!間に合わない!
「お2人で」コースがすんだらすっ飛んで会社に。
その日は徹夜・・・


何ですかね。自分が体験してないことには、人は残酷になれますよね。
「何でそんなことがあるの?私を大事にしてたら・・」
とまくし立てられたこともある男性諸氏も多いことでしょう・・
そのお気持ち・・・よく分かります(TT)
そして、今は何と幸せなことでしょうか!!
もうアレには戻りたくありません(苦笑)


ただ、仕事のスキルが相当あがったのは、この4年間の経験。
人間やっぱりある程度厳しい環境の方が伸びるのかも。
早く映画が見てみたいです。ファッション業界の話だから
映像で見るのが一番!