私がおばさんになっても

※すみません。自分語りがかなり強いです。
軽くスルーしてください。

今年受けた手術は、今後の人生を考えなければならない物でした。
（いや、受けなくても考える人は沢山いらっしゃいますけれど）
声の仕事に復帰じゃ！と本気モードになって割りと頑張った
けれど「預かり」になっただけじゃ、仕事にはならないのです。

■業界の仕組を知ったから？
運が良いのか悪いのか、とにかくオーディション
（一般でも受けられる）を受けることと事務所に所属することが
大事だと信じ込んでいた私に、某有名事務所＆スタジオの
プレイヤー（ナレーターさんの事をこう呼びます）さんと話を
する機会がありました。

そこで・・・今までの迷走が無駄だった事実を知ったのでした。
もう根底からやり直すしかない、それくらい衝撃でした。
そして、私の大嫌いな「テレビ」をひたすら見ることが必要な
ことも（いや、昔も勉強で見てたけど・・基本的にあまり好き
じゃない・・・）

仕事から帰るとバラエティとか正直、あんまり見たくありません。
疲れているとそうです。一視聴者でなく、勉強で見るならなお更。
なかなか難しいもんです。「トッププロは忙しくてもやってる」
はい、その通りです。だから私は三流なんです。←自虐的

■経験が邪魔をする
思うに方向性が自分に合っていないのかもしれません。
自分としては珍しく、動けないでいます。
全く知らない世界なら無我夢中でやれたことも、変に知っている
部分があって「どうせね・・こうなるんだしねえ・・」と
思って身動き取れなくなります。

大人になることは経験を積んで、バージョンアップするものだと
思っていましたが、逆にバージョンダウンしちゃう部分もある
ものだと分かって来ました。
おばさんになったからって、全てを把握したり、諦めたり、
達観できるものではないのです。