家鴨DIARY

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ルサンチマン

ルサンチマン 4 (4) (ビッグコミックス)
ビックコミックで連載していた花沢健吾さんの漫画です。
実は購入はしていません。立ち読みしてました。
「面白いな〜」と思っていたら、連載終わってたんですね(^^;


最終回どうなったんだろう?と思って、くぐってみたら、
いや〜大人気だったんですね。
あらすじとかは、くぐって読まれた方が良い解説付きであると
思うので、そちらをお勧めします。


ようは、バーチャル(二次元)の恋愛とリアル(三次元)の
恋のどちらをとるか?みたいな・・・・


電車男」は「リアル」の恋をするために、自らを「改造」
しておりましたが、この話では「俺達にはもう二次元しかない!」
とバーチャルゲームをする訳ですね。


で、何気に本屋で立ち読み(こればっかり^^;)した電波男
の表紙を描いているのが花沢さんなわけです。


電波男


どうやらかなりブログとかでも激論が闘わされたようですね。
「負け犬」と「オタク」の全面戦争っぽい雰囲気ですけれど、
腐女子」はどうしたら良いのかが知りたいですよね(^^;
やはり「二次元」に行くしかないのでしょうかねえ。
「オタク」の中でも「腐女子」は莫迦にされているような気が
するのは私だけでしょうか?


まあ、私は「リアル」で生きる女性なので「バーチャルが良い」とか
言われるとショックかもしれない。


私の回りの女性は所謂「負け犬」の年齢だけど「恋愛至上主義」の
人は少ない。むしろ、「結婚」「恋愛」は二番目くらいなのかもしれない。
だいたい、結婚して子供がいたら「勝ち組」ってのも変のような気が(^^;


結婚しても、子供が出来ないとか、介護の問題があるとか、二番目の子供が
できないとか・・・まあ、それぞれある訳で(^^;
それぞれの家庭の中、苦労があるわけですよ。


私の個人的な意見としては「自分の目指すライフスタイルを確立している人」
が「勝ち組」じゃないかと。


「負け犬の遠吠え」の著者、酒井順子さん自身も「あなたは負け犬じゃない」
と言われたそうですね。社会的に成功している時点であなたは違う!と
友人だったかな?言われたそうで・・それはその通りだなあと感じました。


昔からどうも違和感があるのは、「恋愛至上主義」の同級生とかとは
話が合わないし、そもそも彼女達は漫画を描く私を「オタク」と
言って見下していた。


だからと言って同人誌で居場所があったかというと「魔法少女ジャンル」
をやっている時は、同じ年代の子は「キャプテン翼」をやっていた。
ボーイズラブにはまりきれない自分がいた。
となると、兄貴達「男性オタ」グループに所属する訳で(^^;


私は「腐女子」にもなれず、「恋愛至上主義」の「負け犬」にもなれず
どこか境界線にいるような錯覚に陥る時があるのでした。


電波男」の本田透氏の言わんとする事も分からないでもない。
特にネットの世界では性別不詳になれる訳で、同人誌やってるだけで
「オタク・キモイ・ロリコン」等と知らない人に罵倒される事もある。


「私は女なんだが・・・」と思っても、やっぱり傷つきますよね。
「ずーん!」と・・・・きもい・・・きもいんかー!!って感じ。


書籍に書いてある事は多少、脚色があったとしても、「貫ける」ことは
羨ましいことだ。
貫きたい家鴨であった。