家鴨DIARY

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Comic 新現実(4)

Comic 新現実(4) (単行本コミックス)

Comic 新現実(4) (単行本コミックス)

帝国メイドとかHP更新作業とか色々あるけど
自分用のメモのために・・・
個人的なメモですので、ご気分を害する表現が
ありましたらどうかお許しください。


大塚英志が監修しているコミック&小説誌。
まあ、大塚さんマセンセーって感じ。
吾妻ひでおが出ていたので、なんとなく
3巻から購入中。煮詰まってくるととにかく
沢山評論があって、だらだら読める集めの本が
大好きなんです。


かがみあきら」特集とか昔の遺産で本出すなよな〜
と突っ込みながら読める本です。
今回は「白倉由美」特集。今の人はあまり知らない
かもしれないけれど、結構人気あった漫画家さん。
大塚英志の奥さんです。


家鴨は劇団やっていた時、白倉由美の「デパートの
アリス」を芝居でやったんですよね。
今回はその漫画も掲載されていました。
確か、版元にも許可もらって上演したんですよね。
大塚氏には送ったかどうか覚えていません。


劇団の女の子は白倉由美が好きで、筋肉少女帯
好きな子でした。「購いの聖者」を持ってきて
嬉しそうに見せてくれたったけ。
声優になりたいのに、地方の声優学校に行くような
子でした。


その子が劇団を退団する時に
「いつかは逃げられない時がくるんだからね」
というはなむけの言葉を贈りました。
弱い人はいるものです。
弱い事が悪い訳ではありませんが、弱い事を理由に
出来ないと武器にしてはいけません。
そういう事を伝えたかったのかもしれません。


白倉さんは、昔、あまり好きな漫画家さんでは
ありませんでした。少女少女した世界は私には
やはり受け入れられなかったのです。
「弱さ」の中の「強さ」というものより、やはり
私は「強く」生きたいな・・・と思っているので。


今・・・うーん。今回の特集では、白倉さんは
過去にどれだけ色々な事やっていたか
(ラジオ製作とかCD製作とか脚本とか・・・)
を特集で連ねていて、やっぱり好きじゃないなと
思いました。
作家の人格なんて作品と関係ないんですが、作品
自体も漫画時代は受け入れられないものでした。


理由は分かっています。
彼女は女性なのに「少女」は「少女時代」しか
女の人の中に残っていないという話を描いている
からです。男性は少年を残しているのに。
「デパートのアリス」は嫌いじゃありませんよ。
続編みたいな「アリス」は何だかなあ・・・って
感じかも。